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2011年10月26日 (水)

「玄牝」上映会

愛知県にある吉村医院には、自然なお産をしたいという妊婦さん達が全国から集まってきます。

その医院を記録したドキュメンタリー映画、「玄牝(げんぴん)」を大空町で観てきました。

医院の裏にある古民家「古屋」で、薪割りや壁・床磨きをして体力づくりに励む妊婦さん達の生き生きとした姿。

それを見守り、叱咤激励する先生の暖かいまなざし。

また、自然分娩に臨みながらも帝王切開になった人、赤ちゃんの心音が止まってしまった人…それぞれの体験を語る女性達。

いのちを生み出す事がいかに死ととなり合わせかという事や、
「いのちの前ではまったくの無力」と言う先生の葛藤や矛盾、きれいごとばかりではない吉村医院の姿までもが写し出されます。

そんな中、また新しいいのちが生まれてくる…。
喜びにつつまれる瞬間に、自然と涙があふれて止まりませんでした。

映画の後は、吉村先生ご本人が登場。
以前網走を訪れた際に、鮭の遡上(そじょう)をご覧になったそうで、産卵の為にいのちをかけて川をさかのぼる姿に感動し、涙を流されたそうです。
講演のスライドの中に、鮭の必死の形相をとらえたものがありました。

「これこそがいのちの原点ですよ…」とつぶやき、写真をじっと見つめる姿は、
「いのちをつないでいく事」に心を奪われ、人生を賭けている事を物語っていました。


来月12日(土)は、富良野で上映予定、元・吉村医院婦長さんの講演もあります。

たくさんの人にぜひ見て欲しい映画です。
私もまた2度・3度と観たい…!

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